残業はあなたの人生を豊かにしない
残業するということが何を意味しているのか
1. 仕事が終わらないという理由で残業をしている方
1-1. 残業代が支給されている場合
確かに、繁忙期などで残業をせざる時期もあるでしょう。
しかし、それが普通になってしまい、
残業なしでは業務が成り立たないような職種・仕事の仕方をしていませんか。
これは、かなり危険な状態と言えます
一般に、時間外労働時間が月に45時間を超えると、
脳や心臓疾患の発症リスクが上がると言われています。
あなたが、今のお仕事をされている理由は様々だと思いますが、
健康リスクを高めてまでするべき仕事なのでしょうか。
寿命が短くなると、一生のうちでできることが減ってしまいます。
これは、非常に損をしていると言えます。
1-2. 残業代が支給されていない場合
時間外手当が発生する契約であるにも関わらず、残業代をもらっていないケース
すなわちサービス残業と呼ばれるケースです。
これは明確に違法行為です。
労働基準法37条では
時間外労働(残業)、休日に労働した場合は割増賃金を支払わなくてはならない
とされています。
- 労働基準監督署に告発
- 転職
されることを推奨します。
こういった話をすると、「できない理由」として
- 実際は、サービス残業で現場が回っている
- 自分だけ辞めると(告発すると)、周りがさらに困る
といった反論をされる方もいますが、
それはあなたが心配することではなく、
経営者や残された従業員が気にすれば良いことです。
そもそも、こういった経営状況に陥ってしまう事業は
資本主義におけるやり方がそもそも間違っています。
潰れたとしても、それはあなたのせいではなく潰れるべくして潰れたと捉えましょう。
あなたや同僚も、そういったハードな環境で働けている方なので、
次の仕事が見つからないとは考えにくいです。
2. お金を稼ぐために残業をしている方
そもそも多くの仕事は時給の仕事
残業代が支払われる立場、つまり従業員は時給で所得を得ています。
こういう話をすると、
いや、自分は正社員だから時給ではなく月給だから違う
と思われる方がいるかも知れませんが、本質的には時給の労働です。
その証拠に、あなたが会社を欠勤すれば減給となるはずです。
要するに、時給を一ヶ月分まとめて月給としているだけです
自分が時給の仕事をしているという事実をまず理解しましょう。
時給労働を一生続けたいか
次に、あなたが今後も全ての収入を時給で得たいかという話になります。
この問いに対する答えが「No」の場合、残業はゼロを目指しましょう。
そして、その時間で副業など自分のやりたいビジネスを始めましょう。
大切なのは、働いた分だけお金がもらえるという考え方から脱却し、
- 稼ぐ仕組み
- スキル
- 人脈
など、無形の資産を作る活動に時間を投資することです。
自分のやりたいビジネスがないという方は要注意です。
それは、今の時給労働にとても依存してしまっている証拠です。
頭をフラットにして、
自分のやりたいことがどんなことか、それをどうお金にするのか
を考えましょう。
規模は小さくても全く構いません。趣味や小遣い稼ぎのつもりで、始めましょう。
まとめ
残業するということは
- 寿命を縮めること
- 労働への依存から抜け出せなくなること
を意味します。
これらの、デメリットをわかってやっていれば良いのですが、
そうでなければ、今一度見直されてはいかがでしょうか。
- 投稿日:2020年3月3日
- 最終更新日:2020年3月3日